新時代神話
「準備は出来たぞ。」

「そうか。この弓を使わせてやる。


無駄なしの弓『アッキヌフォート』」



「アッキヌフォート?

有名なケルトの伝説にある、騎士トリスタンが使ったとされる、

『打てば必ず狙ったモノに当たる弓』ですか?」



「良く知ってるな。

その通りだ。


ちなみにスピードも半端ない。」



「使わせてもらうが、当たるんだろうな?」

「試してからのお楽しみ。」




「当たれ!」

ヒュッ、ドッ、

矢が手から離れた瞬間に敵を貫いていた。



「な、これは本当か?」


「魔法陣の撤去終わりました。」

「さて、弓を返せ。」

「あ、ああ。

しかし、君は、」


「彼は今日、総合学科に転入した岡田幸大さんですね?」

「ああ。」


「そうか、私は生徒会長の佐倉、椿だ。」


「生徒会副会長の姫野、叶(かな)。」


「生徒会会計の波平、圭吾です。」


「今は一人いないが、ここに生徒会書記の相羽(あいは)、楓がいる。



今度、生徒会室に遊びにきたまえ。」
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