新時代神話
昼休み、生徒会室


「朝から、常盤さんのテンション、少し高くない?」


「えっ?

そんなことはないと思うけど?

はい、お茶。」

皆にお茶を入れる。


「あ、私の茶柱が立ってます!」

楓が声をあげる。


「あれ?私も。」

「会長もですか。

僕もです。」

「実は私もです。」

叶も呟く。

「僕も!」

「私も茶柱が立っておる。

幸大のはどうなのだ?」

「当然、皆と同じく。」


「すごいことってあるのね〜。」

「常盤さんのテンションに関係あるんですか?」

「…かもな。」
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