新時代神話
「そして、二人は現在人間の世界にいます。

ですから、急いでこちらに、」


「消えるってのは存在が、か?」

「そうです。

二人が消える時全ての人からあなた方の存在が消去されます。


本来なら先に予見できたはずですがそれが出来なかったのはやはり神の力が作用しています。」

「だが、力の基本が人間なら問題ない。

むしろ、予測はしていた。

対処も、


俺の仲間ならできる。」


「その仲間さえも貴方のことを忘れてしまいます。」

「神って言うのはこちらではチートに近いんだ。



それに、存在が完璧に消える訳じゃない。


存在の消えたモノは次元の、時空の違う場所に移されるだけだ。


だから、俺の相方にはそれを引っ張り出してくれる奴がいる。」


「貴方のことです。

何か企みがあるのでしょう。


休暇中で悪いですが今回の敵は我々にも仇なす敵。

手出しが出来ないのが惜しまれますが、貴方に、あなた方、そして、あなた方のお仲間に任せます。」


「ああ。

最強のチートだからな、うちの生徒会は。」





翌日、皆が目覚めた時、幸大、常盤の姿はなく、生徒会のメンバー以外二人を覚えている者が、楓の屋敷には居なかった。


ただ、幸大の布団に一枚の封筒があった。
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