新時代神話
「朝か?」

幸大が目を開けると目の前に常盤の顔があった。

「一緒に寝たのか。

おい。起きろ!

今日から学園に行くんだろ?」


「もう少し、良いかしら?」

目を開けずに言う。


「先に行く。」

「待ってくれても良いじゃない。」






「忘れ物はないか?」

「ええ。もちろんよ?」


朝食を済ませ、家を出る。






学園


学園に行くと皆が常盤を見る。

「なんか、視線を引いてるのかしら?」


「自覚が無いのか?

お前は美人のレベルを越えてる。」

「前にも聞いたわ。

でも、実感がなかったから。」


「俺的には、アフロディーテよりも美人だと思うぞ?」


「美の神と並べて貰えるのは光栄だわ。」






常盤は幸大と同じクラスに転入した。
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