私の敵はチビ会長
手だけじゃない、体中が熱い…。
一旦冷静になるためにいままでのことを思い返してみた
なんで会長ここにいるんだっけ?
会長が誕生日プレゼントもって来てくれて
で帰ろうとして
あたしが止めた
…なにやってんだろ
なんで家にどうぞなんて言ったんだろ?
そもそもなんで会長は入ったんだろ?
暇だったから?
でもあたしだったらそんな理由で男ん家なんて上がらないし…
…しかも、慣れてたよね
女の部屋に入るのも抵抗なかったし、軽く入ってきた…
ていうか…もうあたし達かれこれ1時間ははなしてる
その間ずっと二人っきり
『…志穂?聞いてる?』
顔を覗き込みながらあたしの肩そっと叩く会長
生暖かい体温がしかに伝わってくる
っ!!?
『ふえっ!?えっは、聞いえるど?』
『…はぁ?』
や、やばいっ!!
変なところで話しかけられるから焦って不思議な言葉になってしまった
おもいっきり気持ちいいぐらいに引かれてる…
てか目がもうさげすみの目になってるよ
会長はおどおどしてるあたしを見て深くため息をつくと
今度はニヤと笑ってみせた
え…なに?
『話し聞いてた?』
『な、なにが?』
『俺の大事な話。』
そこまで言うと悲しそうな目をして上目遣いで見てくる
う…
なにそのむだな破壊力
普通の女の子だったらこれで落ちちゃいそうな威力
まぁ…普通の女の子じゃないあたしにも効果は覿面…
ここで『聞いてなかった』とか言うと絶対悲しそうな顔をさせちゃう
そんな考えが頭をよぎった
『き…聞いてたよ?』
『そっか♪じゃあどう思う?』