唇を塞いで



パタパタとスリッパの音が奥から聞こえた



「あらー!!もしかして詩希ちゃん?!」


「はいっ。こんにちは!」



お姉さん……かな?
多分、そう…だよね


「上がって。」


「はい」


キレイなお姉さんだな



「詩希ちゃんてすごく可愛いわね!!家は男しかいないから。でもきっと他の女の子よりずっと可愛いのよね」



そんなことありません、お姉さん

「ありがとうございます。あのお母様はどこに?」


「は?」


京があたしを驚いてみる





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