唇を塞いで



あたしは部屋を出た



「え?」


小学校4年生くらいの男の子があたしを見つめていた



京とお兄さんが混ざった感じ


混ざる? 混ざる?


もしかして、弟ーー?!

超ーー可愛い!!



「ねぇねぇ、もしかして弟くん?」


その子はあたしの顔の前にグーをつき出した



「なに?なんか入ってるの?」



男の子はパッと手を広げて、ニッと笑った



「っ…きゃぁぁぁあああ!!」


「アッハハハハハ!!!」

男の子は“ソレ”をあたしに投げる





< 107 / 239 >

この作品をシェア

pagetop