◇あいらぶゆう◇






はいれたのは良かったもののこの時間の電車は会社や学校に通勤する人が多くて車内は満員だった。

普段はこの電車より2ほん早い電車にのっているから満員電車に乗るのはこれが初めてだった。
そんなことを考えていたらお尻に変な違和感を感じた。

これって‥ ちっ 痴漢!?

声を出そうとしたけど恐怖で声が出なかった。
怖くて怖くて泣きそうになっていたら後ろから男の人の声がしたのと同時に私のお尻を触っていた手がなくなった。


「おっさん何やってんだよ!これ犯罪だからな」

といっておじさんの手をグニャッと曲げてみせた。

「いっ痛いじゃないか!君は何を根拠にぼっ僕が痴漢したなんて言うんだよっ」

おじさんはかなり焦っていて。挙動不審になっていた。


「別に誰もおっさんが痴漢したなんて言ってね-よ!!俺はただ犯罪だっていっただけだよおっさん」


おじさんは黙りこんでしまった。次の駅に着いたときその男の子とおじさんと私は駅員さんのもとに向かった‥。



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