エクスタシー~極上のオトコ!?~
「え?」


わけがわからなかった。


「僕、宮下です」


「………」


そこまで言われても、ピンと来なかった。


「先生のファンの宮下ノゾミです」


私はひたすら混乱した。


「あ、あの……、ノゾミさんって……」


「すみません。最初から男だって言ったら気持ち悪がられて敬遠されると思って、女性のふりをしてました」


「な、なんでそんな……」


「やっぱ、ああいうサイトを見にいくのって、普通は女性だけでしょ?」



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