エクスタシー~極上のオトコ!?~
「わ、わかったって。わかったから、そんなに泣くな。ほら、飴ちゃんやるから」
ぬっと目の前に差し出された手の上には金色の飴が二つ乗っていた。
常夜灯の光でキラキラ光るキャンディーを見て、涙が止まった。
「これって、黄金糖?」
「よく知ってるな」
「お姉ちゃんの勤めてる航空会社の機内サービスで配ってて、余ったやつ、よく持って帰ってくるから」
「業務上横領だな」
エクスタシーが笑う。
「ほんとだ」
私もつられて、エヘ、と泣き笑いしていた。
私は黄金糖を一個だけエクスタシーの手から取り、ビニールの包みを開いて口に入れた。
懐かしいような甘さが口に広がり、ようやく気持ちが落ち着いた。
「私ね。すごく信頼してた人がいたんだけど、その人、私にウソついてて……」
ブランコを揺らしながら、ノゾミさんのことを打ち明けた。
もちろん、BLについての説明は端折った。
ぬっと目の前に差し出された手の上には金色の飴が二つ乗っていた。
常夜灯の光でキラキラ光るキャンディーを見て、涙が止まった。
「これって、黄金糖?」
「よく知ってるな」
「お姉ちゃんの勤めてる航空会社の機内サービスで配ってて、余ったやつ、よく持って帰ってくるから」
「業務上横領だな」
エクスタシーが笑う。
「ほんとだ」
私もつられて、エヘ、と泣き笑いしていた。
私は黄金糖を一個だけエクスタシーの手から取り、ビニールの包みを開いて口に入れた。
懐かしいような甘さが口に広がり、ようやく気持ちが落ち着いた。
「私ね。すごく信頼してた人がいたんだけど、その人、私にウソついてて……」
ブランコを揺らしながら、ノゾミさんのことを打ち明けた。
もちろん、BLについての説明は端折った。