エクスタシー~極上のオトコ!?~
「お、お姉ちゃん! なにやってんの? 人のもの勝手に見たりして」


「だって素性のわからない男、泊めるわけにはいかないでしょう」


「けど、勝手に……」


「あ。免許証。ほら、見て見て。アタシと同い年ぐらいかと思ったら、コイツ、もう三十だよ。ウケる~」


「お姉ちゃん、やめてったら!」


アタシが理沙と言い合っていると、萩野がムックリと起き上がり、
「うるさいっ!」
と怒鳴った。


「いい加減にしろ。眠れないだろ」


そう言って、萩野は毛布を頭からかぶった。


「ああああんたねぇ!」


文句を言う前に、理沙の手で部屋の外へ押し出された。




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