エクスタシー~極上のオトコ!?~
この人は女性の心を持った男の人なのかも知れない。


そう思ったら、すべてを水に流すことができた。


「いつにします? お会いする日。私は土日ならいつでもいいです。場所は都内でいいですか?」 


明るく聞くと、ノゾミさんは
「先生……」
と、言葉を途切れさせた。


そして、しばらくしてから少し震える声で
「僕はいつでも、どこでもかまいません」
と答えた。




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