エクスタシー~極上のオトコ!?~
「て、撤収……」


帝王がよろめきながら立ち上がった。


「ど、どーして? 来たばっかなのに」


五人の操縦士たちもそそくさと帰り支度を始めている。


コパイの肩を借り、帝王が立ち上がった。


「関谷くん。僕が誘ったことは内密にしておいてくれたまえ。特に客乗支部のパーサーには絶対に内緒だ」


ナケナシの威厳を見せて念を押した。


「な、なんで……」




< 232 / 417 >

この作品をシェア

pagetop