エクスタシー~極上のオトコ!?~
すべてを聞き終えたノゾミさんは、深刻そうな顔で溜め息をついた。



「先生。萩野さんのこと、調べてみませんか?」


「調べるって?」


「僕は仕事がら、取引先の信用調査とかよくやるんです。そういう業者にも知り合いが多いし」


ドキッとした。


「こ、興信所とか使うの?」


「あまり好ましいことではありませんが、彼についてわからないことが多すぎる。今の状況では先生の恋を応援すべきかどうかもわからないし」


「それはそうだけど……」


彼のことを調べる……。


怖くてすぐには返事が出来なかった。




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