最後の恋

正門の通ると聞きなれた声で
「愛香ー!!!おはよ↑↑」って声がしたからふりかえるとかわいい子が走ってきた。


鈴菜「すずな」だ。
鈴菜は小さくてかわいい。
すずとあたしは小さい時からいっしょだ。
あたしは「おはよ、すず。」と言って笑ったらすずは
「愛香はいつも思うけどいいなあ。かわいくて細いし。すずと正反対だあ。」
ってありえないことを言ってた。


あたしがかわいい??そんなわけないじゃん。すずの方がずっとかわいくて素直ないい子なのに。
だからあたしは「すずはかわいくていい子だよ。」
って言ったらすずは「えへへ。なんかありがとう。」と言って笑った。


ほら、すずはやっぱかわいい。
あたしなんかとは大違いだ。


すずと仲良く話しながら校舎に入って行くとクラスをはっている紙が掲示されてた。
紙を見るとあたしはA組☆


すずはF組★


めっちゃ離れてるじゃん..。





「すず、クラス離れちゃったね。」





って言うとすずも



「うん。けどすず、休み時間とかになったら行くからね。」




「ありがとう。じゃお互いがんばろね★」



「うん。すず早く新しい友達つくる。」





って言って笑ったすずは太陽みたいに明るくみえたの。















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