“無”な彼。
ある日の夕方、私は一番近いコンビニへと出掛けた。
プリンとジュースと………
レジを済ませて出ようとしたその時。
「あっ…」
雑誌がいっぱい置いてあるそこに、
山内くんが居た。
声をかけるべき?それとも、かけないべき?
山内くんの女子への対応は知っていた。
だから、怖かった。
変なことを言ってしまったら、私のことが大嫌いになってしまうんじゃないか、って。
でも…ここで会ったのも何かの縁!
ふぅと息を吐いて、山内くんに近づいた。
「あ…あの…、山内くん…ですよ…ね…」
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