BLACK★SECRET〜秘密を抱えた女〜
やっぱりダメか…。





『今からなんて……バカ。まだお昼すぎよ?』





分かってるよ。

これでもお昼の休憩中に電話をした方がいいだろうと思って待ってたんだからね。



俺だって少しくらいは考えてる。





『17時……今日は定時で帰れるの』


「うん……」


『あまり早くから待っていたら不審者に間違われるわよ』


「そうだね」





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