BLACK★SECRET〜秘密を抱えた女〜
「俺だよ、玲美」





玲美は無言で俺を見てきた。



俺は玲美の視線にニコッと笑って返した。






「いつの間に?!」


「玲美が寝てる間に」


「勝手なことしないでよ」


「ごめんね、でも聞いても教えてもらえないと思ったから。さあ、食事いこう」





俺は玲美の腕をつかんで車の方へ引っ張っていこうとした。






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