はじっこ





そんなことを考えていたら
いつの間にか15分たっていた。



先生が入ってきた。

生徒はそれぞれ自分の席に着いた。



私の担任の先生。

若い女の先生

若いといっても30代はいっているであろう


あまり似合っていないスーツを着て
こっちを見つめている。


「みなさん。こんにちわ」

意外に声が高かった。




「1組を担任します。山田舞子といいます。
 これからよろしくお願いします。」




「せんせー!何歳ですか~?」



おっと、やっぱりいた。

何かと先生に質問する男子



「100歳です。」



ドヤ顔に近い満面の笑みを浮かべきっぱりと言った。




面白い先生だな。




グワハハハッハハ

ドヒュヒュヒュ



大声で笑うクラス。



これからが、楽しくなりそうだ。
< 13 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop