四人の許婚っ??


ギュッ…


私は力強く蓮兎に抱きしめられていた。

「愛瑠、好きだよ…っ」

耳元で囁く蓮兎

そんな声で言わないでよ~。

心臓の鼓動がどんどん大きくなっていく。

「私も蓮兎の事好きだよ…っ」

「サンキュッ」


チュッ


「あ~!!!!」

みんなの声が響く。

蓮兎は私にキスしたみたい…

一瞬すぎて呆気にとられてしまった。


「…ち、ちょっと蓮兎っ!」

「…こういうのは二人っきりの時にしてもらえません?」

呆れた顔の隆哉


「仕方ねーんだよ。好きで好きでたまんねーだからよ…。」

顔が真っ赤の蓮兎

「こんなに蓮兎がキス魔だったら僕が愛瑠にキスしてもバレなかったりして♪」

子供っぽい笑顔になりながら言う琢真

「てんめっ、そんな事したら許さねーかんなっ!!」

「そんな事しませんよ~っだ。」

あっかんべーの琢真

かわいいなぁ~。

「愛瑠っ、なんで琢真に見とれて瑠んだよっ!」

「へ!?」

「そういう悪い子にはお仕置きだな。」

やばいっ!

ドSスマイル全開の蓮兎だ…っ。


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