Bluesky
BlueStart
あなたに会いたくて、頑張ってやっとやっとここまで来れた。16才の春。新しい場所。これからここで暮らす。
今日からライトスター事務所に歌手として所属することになった。高校時代を無にしてこの世界に入った理由。それは日竝 宙さん。 あたしの脳内ダーリンとか言ってる場合ではなくまぁ簡単に言えば日竝 宙さんという歌手を好きになって憧れて同じ事務所に入ったっていう話し。
「まぁとりあえず入るか」ドキドキするな。
ウィーン
事務所広っっ!
「さすがライトスター」
一人でぼやいていると……ドンッッ
『おわっと!』
「ごめんなさい!」
「いや、こっちこそごめんねっ」
この声は…まさかのぉ……「日竝 宙さんじゃないですか!!」
「そーだけど?新人のスタッフさんか何か?」
「あのっ新しく事務所に入った山本愛央衣と申します。昔から宙さんのファンで宙さんに憧れてこの世界に入りました。これから迷惑かけるかもですかなにとぞよろしくお願いしますっ」「スタッフさんじゃなかったんだ。若いのに俺のファンなんてうれしいなぁ。こんなおっさんをハハッ」
きゃわいい///生宙さんだぁきゃーー
「まぁそうかたくなんないでこちらこそよろしくお願いします」
「今から社長さんに挨拶行くんですよ。」
「そうなの。ついて行こうか?」
「えっはっ?マジっすか?是非!」
幸せ。幸せ。ずっとこの幸せが続けばいいのに…
「えっと愛央衣ちゃんだっけか?なんで歌手になろうと思ったの?」
「あっ私の事名前で…」
「いきなりすぎた?縮めてあおちゃんでいいかな?」 ひゃぁ〜〜
「なぜといえばやっぱり宙さんの存在が大きいですね。ずっとファンだったんでエヘヘ」
「俺のどこが好きなの?」
「全部ですね」
と言う間に社長室に到着。「社長さんってどんな人なんですか?」
「温厚な人。だけど気に入られたらだけどね」
えっ?気に入られたら?
「失礼します。」
「君が山本愛央衣ちゃんか」「改まして山本愛央衣と申します。どんな
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop