王子様の甘い誘惑【完】

「なぁ、あんまり俺を誘惑しないでくんない?」


「へ?」


思わず間抜けな声を出したあたし。


その唇を蓮が奪う。


「んんっ……――」


そして、唇を離すと蓮は柔らかい表情を浮かべた。


「絶対に離さないから」


艶っぽいその瞳に見つめられていると、また不思議な感覚が体に蘇った。


一気に全身が熱くなる。



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