ミルク
私が入ったお店は男の子向けのカッコいいお店でアクセの専門店。
すごく人気のあるお店。
アクセの値段は正直バイトをしていない私にはキツい‥
だけど大好きな緒杜にあげるものだから似合うものをあげたい。
「ほかのお店よりも‥ここの方が緒杜には似合うよね」
私はショーケースを覗いた。
「…迷う」
困った‥
どうしよう…私‥緒杜の好きなものが分からない…
星は好きかな‥?
それともクロス‥?
バンドしてたんだから‥ロック系?
どうしよう…
緒杜には聞けないし‥奈麻ちゃん達はデートだし‥
ここは店員さんに聞いた方がいいかな‥?
私が1人で悩んでいると誰かに肩を叩かれた。