キケンな恋の方程式【完】
「今日が満月だってこと」


「え?
そうなの?」


「雫が素直になれたのはさ?
あの空に輝く満月のせい・・・かな?」


・・・なんて。



なんか
言葉
甘いし。



ボボボ・・・と顔が熱くなるあたしに、


「雫。
覚えてる?
オレが男を教えてやるって言った言葉」



聡はあたしを引き寄せて、背中の中心をスーッと下へとなぞり、



「ヒミツの恋の始まりだ」



そう言って、顔を斜めに近づけて、満月のほのかな明かりの下、


一生忘れられないキスをした。


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