Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~


「だ…ダメッ!」


「なんでっ!?」


意外な答えが帰って来た。

ここは『いいよ』って言う所だろ。


「だ、だって…
今日はキスしたもん…」


おいおい、待て待て…


「一日一回なのかよっ!?」


「だって〜っ!」


俺、我慢できる自信ねぇんだけど。


「ふ~ん、一日一回なぁ~」


「うん…ゴメンね?」


上目遣いで謝る美歌…

そんな目で見るなよな~


「じゃぁ俺、その回数の決まり、
破るな?」


「え…」


俺は美歌の口を、
優しく塞いだ。


「…もぅっ////」


顔を真っ赤にして怒る美歌。

そんな顔して怒られても、全然怖くねぇし。

むしろ、可愛くてしかたねぇ。


「はははっ!!」


「はははっ!!…じゃなぁーいっ!」


ほっぺたを膨らませる、美歌。

やっぱ可愛い。


「…俺さ、大事にすっから。
美歌のこと…」


「ありがとう…
奏楽…大好き。」


知ってるよ、
そんなこと…。


「じゃぁ、俺、
そろそろ帰るな?
早く風邪直せよっ」


本当はもうちょい居たいけど、
病人の家に長居するのも
迷惑だしな。


「うんっ
…ぁ、奏楽に風邪…移しちゃったかもっ////」


「美歌の風邪なら喜んで貰ってやるよ☆(笑)」


つかまぁ…

俺バカだから風邪とか移らないと思うけど。



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