愛してる、愛してる



「まじ気持ち悪い」



一人でぶつぶつと愚痴を呟きながら、夜の学校に忍びこむ。

今日は、あの子の机の上に赤いペンキで「しね」って書いてあげた。

椅子にも容赦なくペンキをぶちまける。

たのしみだなあ、明日が。

一体どんな顔でこれを見るんだろう。

階段から突き落としてあげたときの怪我は、もう治っちゃったのかなあ。



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