きっと好き



ダッシュでスーパーでソースを購入して、急いで帰る。



もう。なんで父親に、ここまで気を使わなきゃいけないんだ…。
























"ガチャッ"

鍵を回すと、既に開いている時の手応え。






……帰って来た。





大丈夫よ、ひかる。
あんたの父親でしょう?
何も心配いらないよ。


そう自分に言い聞かせて
ドアを開けた。











「………………っ!?」






嫌な予感がする。


ううん。

これはもう、予感じゃない。
紛れもない現実なわけで。

この時点でもう、逃げ出してしまいたかった。


でも、負けたくなくて



「……ただいま。」



勇気を振り絞った。









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