きっと好き
「ほらッ!!!瀬合サン、こういうヤツだよ。瀬合サンに合ってんのは!!」
目をクリクリさせて平井君を指差す。
「……へ?何が…?」
平井君が困った顔で笑っていた。
「…島田さん、平井君が困ってるから。」
関係のない平井君まで巻き込んでしまわないよう、島田さんをなだめると
「だって、ジョーは瀬合サンに惚れてるでしょ?」
「えっ!!」
島田さんに腕を捕まれ、目をジッと見られて平井君は顔を真っ赤にさせた。
「ちょっ…そんなわけないよ。
ね、平井君?」
私の数少ない男友達だもん。
あるわけない。
「ナルミちゃんには、なぁんでも分かるんだ♪」
島田さんは“自信たっぷり”とでも言うように満面の笑みを浮かべていた。