きっと好き



「…あなたは…神谷君の、お母さん…ですか…?」



私の予想はきっと当たっている。


ふわりと微笑んだ目の前の女性は、“泉くん女バージョン”なのだ。



「ふふっ、泉にも会ったのね?」

「え、あ、はい。」


「突然来ちゃってごめんね。でも私、あなたのこと、気に入っちゃったわ。」

「………はい?」




“よしよし”と頭を撫でられて

「岳はあなたじゃなきゃダメみたい。
岳にはね、我慢をさせすぎたから、今回は母親として出しゃばることにしたの。」



優しく目を細められると、なんだか照れて赤くなってしまった。





「さ、ひかるちゃん。
あのミジンコ娘を退治しにいきましょう。」


「……………へ?」







神谷のお母さんは真面目な顔でそう言って、私の手を引いて歩き出した。





< 230 / 230 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

王子とカメ子

総文字数/34,986

恋愛(その他)86ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「俺が守るから。」 そう言って 私を助けてくれたのは 「王子だぁ」 「………へ?」 素敵な王子様でした。 ノロマの天然少女 金子 瑠衣(カネコ ルイ) × イケメン王子 皆瀬 湊司(ミナセ ソウシ) そんなお話。 *──────────── 初めて小説を書いております。 妄想を思いつくまま 書いているので だらだら長く、つまらないかもしれませんが… よかったら お付き合いくださいませ。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop