トライアングル〜私を愛したふたりの暴走族〜
シンヤさんは微笑みながらそう言ってるし悪い人じゃないみたい。



ただちょっと喋りというか…なんと言うか…。





「良かったな。大事にされてて」






私も自分で気付いてる。
遼吾に大事にされていることに。



だから私は遼吾のそばにいようと思えるんだから。



遼吾はすぐに戻ってきて私の横に腰をおろした。





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