詰めていく箱
呉想像夢

非力な掌
裏返す拳
光に透かせば
融けていくのでは
そんなこと思う
何時かの10時

夢の模様
時の足跡
捜してみれば
すぐ其処にあるのでは
そんなこと思う
狭間の12時

甘いもの
影の欠片
頬張れば
もう離れないのでは
そんなこと思う
理想の3時

おててつなげば
はなさなきゃ
はなさなければ
つれていく

道連れは
生粋な花畑でしょうか
欠落した大地でしょうか
分かるはずもない答えは
空に消えました

落としたクレヨン
拾うように
夢を集めれば
繋がるのでは
そんなこと思う
何時かの5時に
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一度見た夢を辿って わずかな繋がりを頼りに 覚えのない面影を見つける 現実じみた思考回路 ありえない《真実》 記憶が交差する中 少しずつ組み込まれる《現実》 矛盾の塊は夢幻の中 言うならば 悪縁アクセサリー 「修羅場で繰り広げる愛と友情の…」 「嘘よくない」 「…一緒にいたくもない幼なじみとの夢であってほしい物語だよ!」 「同感。フラグ立てたら死亡。」 「立てたくもないね」 崩壊しかけた 御伽の国の 狭間で見るのは 何時でも心理 ちりばめられた記憶の欠片は 何時でも脆弱なの 終焉は軋みをあげて さあ、物語が始まるわ

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