紅茶の味は、恋!?
苺花♪

ガラガラッ

「よかったぁ。間に合ったあ♪」

時間、一分前に着いた。ダッシュしていたから、息切れが激しかった。

「おはよう。苺花!」

と、明るく言ってくれたのはアタシの大親友である
中井 心愛♪かわいいからみんなに好かれるの。

「おはよう♪心愛っ」

「心愛、聞いて!!」

アタシは、心愛に朝の事を話した

「学校に来るとき、先輩とぶつかってさあーっ、ケガしちゃった。」

「大丈夫!?先輩ってだれ?どんな人だった?」

「んーとね、背が高くてちょっとカッコ良くて、見るからに不良っぽい感じだったあ♪」

「それって、もしかしたら瑞稀先輩じゃない?髪、焦げ茶色だったでしょ?」

「そうそう!茶色ぽかったあーっ」

瑞稀先輩かあーっ
名前カッコイイじゃん!

キーンコーン~♪

授業が始まって、アタシは気づいた…

……携帯がない。

どうしよう。落としちゃったかな…

あ、あの時かもしれない。

< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop