同棲彼氏
真湖斗の言葉が嬉しかった。



だからゆっくりうなずいた。



「じゃ、決まりーっ!車出すから優美の家行って荷造りだ」



真湖斗はそう言うと、何処からか車の鍵を出して、玄関からいなくなった。



なんか真湖斗って・・・やることが急だよね・・・。



私は真湖斗の後についた。



真湖斗は家の外に出ると、裏庭についていた階段で下に降りた。



階段の一番下には、ドアがあって、真湖斗は鍵でそのドアを開けた。



中に入った瞬間、電気がついた。



それで、驚いた。



高級そうな車が何台もある・・・。



あと軽自動車が三台。



それと国産の高級車も一台。



何でこんなに車があるんだろう。



意味が無い気がする・・・。



真湖斗は軽自動車の一台に乗った。



そして、そのまま私の家へ直行。



どうせなら、高級車に乗りたかったな・・・。
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