汚レ唄



そのまま携帯を閉じ、ベッドに横になる。


「はぁー……」

自然と溜め息が出た。






“何でも相談しあえる友達”か……


何でも相談できれば苦労しないっての。



1年前……。
私は何をしていたっけ??


やっぱりお兄ちゃんが好きだった。




私は横になったままゆっくりと目を閉じた。









何もかもなくなってしまえばいい。



もし、世界に私とお兄ちゃんだけだったら、お兄ちゃんは私を女としてみてくれますか?








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