alternative
喉への致命傷を受けて仰向けに倒れるAOK。

それには目もくれず、奈々は晴に駆け寄る。

「ごめん晴君っ!私のせいでっ…」

晴の背中から滴る生々しい流血の光景に、今にも泣き出しそうな顔をする奈々。

しかし。

「こんなもん」

晴は笑って見せる。

「時雨少佐の平手打ちの方がよっぽど痛かった」

仲間が死ぬ姿を見たくない。

だからあの時、晴は脱走するという選択をした。

今は違う。

仲間が死ぬ姿を見たくない。

だから晴は体を張る。

常に仲間のそばに寄り添い、仲間の為に戦うのだ。

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