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2008年 本土上陸、首都防衛戦

1983年の喀什遭遇戦でユーラシア大陸全域を支配下に置いたAOKの軍勢が、やがて日本にも上陸してくるのは時間の問題だった。

1990年、日本政府は徴兵制度の復活を宣言する。

世界的にAOKの侵攻によって人口の減少した今、彼らに対する戦力の確保は重要な課題であり、その為には例外を認める訳にはいかなかった。

当然国民からの反発は強かったものの、政府はこれを無視して制度の復活を強行。

当初は20歳から40歳の成人男子が対象だったが、その後数度の改正によって徴兵対象が男子だけでなく女子にもに拡大され、対象年齢も引き下げられた。

2010年現在、日本において復活した徴兵制は13歳から45歳までの男女に召集令状が送られる。

病気や戦闘に参加不可能な重傷など余程の理由がない限り、この令状を拒否する事はできない。

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