不良少年に憧れ不良になっちゃった女の子(仮)
あたしの
考えを裏切る人物が
現れた・・・。

あたしが歩いていたら
まさかのまさかのまさか……
あの転校生君が
あたしの横を通った。

その時、あたしは
下を向いてずんずん歩いていた彼に
肩をぶつけてしまった。

「ごごっごっごごめんさない」

凄くキョドりながら
あたしがゆうと
赤茶髪のサラサラとした髪
を風に揺らしながら
その人は顔をあげて
あたしを見た。

そして、

「べつにえーけど」

とそっけなく言い
また、歩いて行った。
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