恋心♥上昇↑↑
でも去年2年だったような。管崎くんがますます分からなくなる。ってか何者?

「知ってますよ・・・。多分。金髪の方ですよね?」

少しだけ勇気を奮って返事をする。

『マジッ!?そう俺金パだよー。世の中には面白い子が居るんだねー。俺フウより認知度超低くて・・・。でさぁー。ちょッ、あ゛、返せよっ』

『悪ぃ。ケイタが勝手に・・・今どこ??』

永田くんは管崎くんに携帯を奪われた様子・・・。

しかも何でアタシに優しくするんだろ??助けてもらったけど・・・偶然通りかかっただけの人なのに。

「今ですか?家でノンビリ寛いでますよ。TV見てるんです。『隣の住人』面白いですよ。」

あぁー。嘘ついちゃった。『隣の住人』なんて頭に浮かんだから適当に言っちゃったし。

『ふーん・・・・。そこで待っとけよ。』

『俺も行くーーーーーーッ!』

電話越しに永田くんの楽しそうな声が聞こえた。

電話を切った後、アタシは何故か待っていることにしてしまった。
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