溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「珪さまも自分の左目がこのままだと失明することはご存知です。左目の秘密
を知られれば…当主の座は追われ椎名家から追い出されることが確実です。失明す
る前に…ハニーさまの顔を…見ておきたい思いがあって…でもハニーさまには彼氏
が居た。フラれるのが怖くて…このような強引な遣り方を…」



 「……マジで強引過ぎる…女の子の気持ち…全然…分かってない…」




 私は濠さんの本音をブチまけた。



 「でも…知れば知るほど…ダーリンのこと…目が離せなくなる」




 
 ダーリンは私をドキドキハラハラさせてくれる…本当に目が離せない…相手。


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