溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「!!!?」



 俺の前に…濠とハニーまで現れた。それも頬に怪我をして…。



 「こちらの方が……?例の花嫁様ですか?珪さま」



 「…紹介します…権蔵さん…彼女が俺の妻になったハニーです」



 俺のそばに立っていたハニーの肩を抱き寄せる。



 「!!?」



 ハニーは戸惑い肩をピクッと震わせる。俺はハニー以外の女性は考えられなかった。

 
 俺の瞳を褒めてくれた彼女。俺をいじめっ子から庇ってくれた彼女。



 彼女にはその記憶ないけど…俺の脳裏には残っていた。




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