溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「……俺の気持ち」


 俺はハニーに手を伸ばして、自分の胸に引き込む。俺の肩と腕の中にハニーの
顔がすっぽりと入った。戸惑い気味に体をモゾモゾさせるハニー。そんな彼女を
力でねじ伏せて…俺の胸に強く抱き締める。


 
 そして…ハニーの額に唇を寄せた。


 俺の尋問が始まった。俺のハニーを傷つけるなんて…許さない!!!



 「転んで顔が傷つくわけないだろ?誰かに殴られたな…」



 「え、あ…」


 まだ…ハニーと住み始めて3日目だけど…ハニーは隠し事出来ない性格だと
見抜いていた。嘘がつけない正直者体質と言うか…。単細胞…俺の最も好む
タイプの人間。


 「誰にやられた?あの要か??」



 「あれは事故でして…彼を責めることはしないで下さい。珪さま」



 濠が俺とハニーの間に口を挟み込む。





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