溺愛ダーリン&愛しのハニー
「トランクルームだ…。この家もすべて借金の抵当に入っている。俺が住めるように変えてもお前に文句言う権利はない」



「……」


私は珪さまに顔に向かってブーケを投げつける。


「何すんだ!!?」


「……ここにあった家具は…死んだお母さんの形見だったの!」


「……うるさい!俺のやることに…」


「うっ……」


私は…自分の薄幸な運命を呪い…涙した。


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