溺愛ダーリン&愛しのハニー
 お父様もお婆様も…クリス君の素性を知ってる。


 知らないのは…ダーリンだけ…。



 自分を捨てた母親のことをダーリンはきっと…恨んでいると思い…お父様は
ダーリンに話すのを躊躇っていた。



 「機会を見て…叔父様もお話して下さるとおっしゃっているし…ボクの方から
話をすることないと思う…でも…ボクは…母から珪さま宛の手紙を預かっている」


 「!?」


 「……ハニーさんには…色々と頼みごとをするかもしれないから~よろしくね☆」



 クリスは緑色の瞳でウィンク。


 私は思わずドキッ!


 年下なのに…その愛らしい仕草にときめいてしまった。



 ゴメンなさい>< ダーリン…。


 遥か雲に上に飛んで行ったダーリンに謝罪。


 
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