綾×綾。~空回りな恋~
新たな一歩



また、学校に通う日々がやってきた。





昨日、休んじゃったからね。




「おっはよー!!昨日は二人で休んだりしてあやしー!」



「え? りょうもだったの?」


わざと知らないフリをするあたし。



だって、事実なんて言えるわけないもん。




「なんだぁ。残念。」



「何が残念だよー。 こっちは寝込んでたっていうのにさっ。」



嘘をつくのは辛い。しかも親友にだなんて・・・。



最悪な友達だ。


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