君と見た空。
 もうすぐ、私は、

 あのキラキラした星になります。

 真っ黒で、なんにもない、

 銀河の中の、ひとつの星に―――。


 私は君のことを、

 何億光年も前の空で見ているわ。

 ずっと、君だけを見つめていく。


 寂しいときは、空を見て?

 私はいつでも君の真上にいるから。

 君を慰めてあげるから。


 だから君も、私のことを、

 億万もある星の中から見つけてね??

 
 もっと素敵な女の子になるから、

 また、私と出逢ってください。

 また、私を好きになってください――。


 遼??さようならしなくちゃ。

 ごめんね。最後まで伝えられなくて。

 
 ありがとう、私を好きになってくれて―。』


ページは、そこで終わっていた。。。
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