何度でも君を・・・
車で目的地につくと、そこにはすっごいたくさんの服…いや、ドレスがあった。
「うわ~いっぱいあるねぇ…」
あたしが呆気にとられていると、零はさっそくドレスを選んでいた。
それはもう瞳をキラキラさせて…
あたしも選ぼーっと。
親にドレス選ばれるのはいやだしね。
あたしがドレスを見ていると、零がきた。
「舞~!!これどう??」
「いいんじゃない?あっ試着してくれば?」
「うん。じゃぁしてくるね~」
零がうれしそうに試着室に入っていった。
ほんと、服好きだよね…。
零は、自分の好きな服をすぐ見つけちゃうんだ。だから、買い物はすごくはやい。
あたしはというと、自分のほしい服がなかなか決まらない…優柔不断なの…
零はあたしと買い物に行くと、いつも怒ってる。
“おそい~”ってね。