何度でも君を・・・



あたしは、この日は浮かれていて、雄輔のことなんてすっかり忘れてた。




雄輔の裏の顔を知るのはこの次の日、藤井くんからの言葉だった。







―――――次の日。




いつも通りに学校に行く。



零ちゃんとわかれてクラスに入ったときに、ちょうど携帯が鳴った。



…誰?



そう思って自分の席につきながら携帯を開くと、藤井くんだった。



クラス内を見渡す。



藤井くんは普通にいる。


なんだろう??



メールを開くと、内容は“今から屋上これる?”だった。


…??


あたしは“わかった”って返事をして、屋上に向かおうとしたところに瑠璃ちゃんと会った。



「あ、瑠璃ちゃん。おはよ」


「おはよ。舞…藤井から呼び出された?」


「え?うん…」


「やっぱりね。あたしも呼び出されたの。」


「そうなの?」


「うん。たぶん、零ちゃんもね。とりあえず…行こ」


「う、うん…」




屋上の前で、やっと気づいた。



そういえば…昨日、藤井くんは雄輔の家に行ったんだった。



その報告…なのかな?


なにかあったんだろうか…。



少しだけ、不安になる。




屋上の扉を開けると、すでに零ちゃんは来ていた。



そしてその後すぐ、藤井くんが来た。




あたしたちは、あまり人から見えないようなところに座った。






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