何度でも君を・・・
―――……結局、女子が勝ちました。
「やったぁ♪じゃぁ何か奢って~♪♪」
瑠理が嬉しそうに言った。
そんなに奢ってほしいんだ…
「ん~じゃぁ、さっきのペアで、男子が奢るってことで♪」
…あたしは高谷に奢って貰うってこと!?
「…何欲しいんだよ?」
う~ん…欲しいものないしなぁ…
「高谷は奢らなくてもいいよ?あたし、欲しいものないし」
「でも~そうゆうルールだったから…遠慮とかすんな」
遠慮はしてないんだけどな~…
「え~じゃぁ…アイス!!」
「そんなもんでいいんだ?」
「アイスおいしいじゃん!」
「はいはい」
高谷が笑って言った。
なんで笑うの!?
あたしってよく笑われる気がする…
あたし、そんなに変なのかな~…