月のヒカリ



教室に行く途中、
先輩であろう人と目があった。
野球部だったのかな?
少し…いやめっちゃカッコイイ。

カッコいいなぁあの人
そう思いながら教室へ入った。

「〇〇中学校から転校してきた渡辺舞優です。よろしくお願いします」

そう言うとみんな、

「よろしくね~♪」

と言ってくれた。

「舞優の席ゎここなっ♪」

そう言ってある男子の隣の席を指差した。

「はい」そう言って席についた。

「よろしくね♪」

私がそう言うとその男子ゎプイっと違う方向を向いてしかとしてきた。

なんなのよっ!と思いながら数学の授業を受けた。

授業の内容ゎ覚えてない。ずっとあの先輩のコト考えていて集中できなかった。

休み時間、また先輩に階段で会えた。
「あの…名前なんて言うんですか?」
自分から聞くなんて…
私ゎしかとされるかなと不安になりながら聞いてみた。

< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop