完璧男子
「お…お邪魔しまーす…」


 蓮の後ろについて行くとシンプルな部屋に通された。


「何か飲み物持ってくるからここで待ってろ」

「…うん」



 …蓮の部屋だよね…。



 昔と全然違う…。




 昔から綺麗だったけどおもちゃとかいっぱいあったし…。



 今は難しそうな本とか雑誌が置いてある。




 …蓮の香り……。



 基本的にモノトーンの蓮の部屋はものすごくドキドキした。




 なれない部屋のせいであたりをキョロキョロしてしまう。



 しばらくすると蓮が戻ってきた。




「どうかした?」

「えっ? あっ、…ううんっ!!」


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